国産中心のクラフトビール&ワインのお店、目黒に7月オープン!

目黒駅西口から権之助坂を下って目黒川を越え、

オリジン弁当の角を曲がった「大鳥公園」の向かいに、

7月、国産中心のクラフトビール&ワインのお店がオープンします。

店名は、『Craft Beer & Wine  THE DODO HOUSE(ザ・ドードーハウス)』

12年にわたってビアバーやリストランテ、ワインダイニングで修行を積み、

この度念願の自店舗をオープンすることになった店主の大藤さんに、

お話をお伺いしてみました

* * * * *

目黒駅前新聞(以下:目)「目の前に公園があって、いいロケーションですね」

お店の目に前には、緑豊かな大鳥公園が広がる

大藤さん(以下:大「そうなんです。
目黒通りから一本入ったところなので、とても静かです。
ファサードにカウンターを設けているので、目の前に広がる公園の緑を借景にしながらお楽しみいただけます」

「このカウンターは素晴らしいですね! ぜひここに座ってビールを飲みたいです!」

外の景色を楽しめる気持ちのいいカウンター席

「ビールは、国産を中心7種類の生ビールを用意いたします」

「生ビールが7種類! 全部飲み比べしたくなりますね……。
しかも、『国産』にこだわっていらっしゃるんですね」

「はい。
ワインも国産を中心にセレクトいたします」

「満を持して自らのお店をオープンされるにあたり、『国産』にこだわった理由は何でしょうか?」

「ワインもクラフトビールも、海外の文化から派生したものですよね。
国内での歴史はまだ浅いのですが、それでも魅力ある活動を行なっています。
その文化や味の魅力など、国産醸造酒の魅力を知ってもらいたい、ぜひ紹介したい、と思ったのが、最大の理由です」

「魅力ある活動を展開されているメーカーさんが多いんですね!」

「それを紹介することが、『地方創生』にもつながると考えています」

「今回、初めてご自身のお店をオープンされるのに、目黒を選ばれた理由は何でしょうか?」

「実は特にこだわっていたわけではなくて(笑)
『国産中心のクラフトビールとワインのお店』というコンセプトだけ決めていて、場所は都内全域、あらゆる場所で探していました」

「初めから目黒狙いではなかった、と……」

「そもそも目黒は物件が少なくて、ほとんど出ないんです。
中目黒はたくさん出るのですが……」

「そうなんですね」

「でも中目黒は家賃が非常に高いんです」

「なるほど……中目黒より目黒の方がリーズナブルなんですね」

「たまたまこの物件が空いたことを業者の方に教えていただき、いいタイミングで入ることができました。
目黒は大きな会社もあるし、居住者はファミリー層も単身者も多いので、とても魅力的な街なんですが、中目黒なんかに比べたら家賃もリーズナブルで……まさか物件が出るとは思っていませんでした」

「目黒は条件的に『デビューしやすい街』なんですね!」

「そうだといいのですが(笑)」

店内にこだわりはありますか?」

天井が3.7mと高いので、開放感があると思います。
ビールやワインを楽しむのに最適ですね」

工事中の店内。天井が高く、開放的な雰囲気を感じられる

「席数はどれくらいになりますか?」

「カウンターとテーブルを合わせて26席です」

店内のイメージ図

「カウンター席が充実しているので、1人で来ても楽しめそうですね」

お一人の方はもちろん、グループの方もぜひお越しください。
お子様連れのご家族でのご来店も歓迎します。
特に土曜日曜は、前の公園で遊んでいただいた後にお立ちよりいただけるよう、午後早い時間からの開店を予定しています」

「休日の昼すぎからクラフトビールを飲めるなんて! こんな幸せなことはありません!!」

「ぜひいらしてください(笑)」

「料理もこだわりがありますか?」

「ベースはイタリアンですが、そこに日本の食材や調理法なども組み合わせて、『和洋折衷』かつ、お酒とのマリアージュも図った料理を提供いたします」

「メニュー案を見ているだけで……ビールやワインを飲みたくなってきます!」

「それが狙いなので、そう言っていただけて嬉しいです」

「12年間の下積みを経て、ついにご自身のお店をオープンされるわけですが……今の心境はいかがですか?」

「正直、不安しかありません(笑)」

「なんと……」

「いや、ドキドキする気持ちもありますが……」

「確かに、大きな投資ですもんね」

「開店前の宣伝も兼ねて、クラウドファウンディングを展開しています」

「そうなんですね!
あ、こちらですね」

開店を支援するクラウドファウンディングのページ

「なんと! これ、3,000円出資したら『飲み放題+料理1品+オリジナルグラス』がもらえるんですか!?」

「はい」

(なんかこれ、3,000円いただいても赤字なのでは……)

「クラウドファウンディングは7月5日まで実施していますので、よろしければページをご覧ください」

「開店日や営業時間などは、まだ未定でしょうか?」

開店は7月上旬を予定していますが、まだ正式には発表できない状況です。
営業時間も、追ってご案内させていただきます」

「ではそのタイミングで目黒駅前新聞でもご紹介させていただきます!
オープンに向けて、どんなことを想われていますか?」

「縁あって目黒という街に出店できたので、目黒を一緒に盛り上げていきたいです。
周りにあるクラフトビールのお店ともお付き合いさせてもらって、一緒に何かできればいいなと思っています」

「ありがとうございました!
開店を楽しみにしています」

工事中の店内を見つめる大藤さん。「不安しかありません」と語りながらも、いよいよオープンする自分の城を前に、想いがどんどんあふれてくる様子でした

* * * * *

店名の『DODO HOUSE』は、ドードー鳥から付けられたそうで、

ドードー鳥はお店のシンボルにもなっています。

お店のロゴ。イラスト部分は、右からワイングラス、ビールタップ、そしてドードー鳥

絶滅してしまった鳥、ドードー鳥。名作「不思議の国のアリス」では、博識な助言をする有名な鳥です。

「失われつつあるものへの新しい試みや紹介をして、新たな発見、魅力を再認識してもらいたい」という想いから、この名前が付けられました。

ビールやワイン、食を通して地方創生を目指し、そして目黒の街を盛り上げていきたいと語る大藤さんの夢が詰まった「THE DODO HOUSE」は、7月上旬オープンです。

どうぞお楽しみに!

工事中の店内から臨むファサード

コントラストのあるシックな雰囲気の壁面

<shop情報>
Craft Beer & Wine THE DODO HOUSE
住所:東京都目黒区下目黒2-21-28 103
アクセス:目黒駅西口から徒歩7分
営業時間:未定
》》web siteはこちら (外部リンク)

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この記事を書いた人

目黒駅前新聞の生みの親。